パリにデザイン研修旅行に行ってきましたpart2~蚤の市・マルシェ・フリーマーケット巡り、クリニャンクール、ヴァンヴ、マルシェ・ラスパイユ、メルシー、ベーアッシュベー、フナック

2013年 2月 7日

パリの街並み、ショップディスプレイ篇の続き。

パリには蚤の市と言われる、日本のフリマのような、常設あるいは週末定期的に開催される骨董・アンティーク、雑貨、野菜などのマルシェ・市場がいくつもあるそうで、そういった場所をまわることが今回の研修目的のひとつでもありました。

滞在中はその中でも特に有名なクリニャンクール蚤の市“Clignancourt”、ヴァンヴ蚤の市“Vanves”などを中心に出かけました。

なんとなくの肌感覚ですが、大体の商品が、日本で買う1/3程度の料金設定になっている気がしました。



最初に紹介するのは、街歩きをしていて偶然みかけた、セーヌ川のサン・ルイ島にあった、ガーデニング雑貨などの常設展っぽい店舗。NOELっていうお店だと思ってたのですが、どうやらノエルとはクリスマスのことらしい…。

yokoyama自身が引っ越したばかりということもあり、このガーデニング雑貨ショップとてもオモローでした。

ウマいですよね、このへんのフレンチなあしらいや、プロダクトそのものの佇まいとか。ガーデニング文化や歴史の違いのような気もしますね。日本でよくみかけるグッズも、パリで多く見ることができました。

一番欲しくてずっと迷った挙句買えなかったバードフィーダー?フーダ?。地面に刺さる部分が鋭利に尖っていて、長さは1m以上。おまけにアイアンなので、きっと機内に持ち込めないだろう…となくなく諦めました。でも後悔してます、買えばよかったなー。

このショップはガラスハウスというか、トタン長屋というか掘っ立て小屋というか、いかにもDIYガーデニングっぽい作りでいて、それなのに小物がハイセンスでいかにもフレンチらしいというか、居心地よかったです。何往復もしちゃいました。

植栽グリーンも豊富にありました。売値は東京よりはリーズナブルで川崎料金くらいかなw

レジで支払いしていると近寄ってきてくれるヌコ。床は板や木のチップがまかれていました。ホントイイね!

クリニャンクール蚤の市。ここはアンティーク・骨董家具市という感じの露天商ストリートが永遠に続くようなエリアでした。

商品の多くが家具なこともあるし、店舗をかまえていることもあり、料金設定は東京と同等の印象でした。

フランスを感じるちょっとした小物もあって、こういうのはお土産に良さそうな感じでした。

美しい照明が多くて買っちゃおうかな…って何回か思う事がありましたが「割れちゃうよな…いや、そもそもコンセント違うんだよな…」と諦めました。コンセントの変換プラグは使えばつくとは思うのですが、ライトのような点灯し続けるものに変換プラグってどうなんでしょうか?

キッチン雑貨もいろいろありました。デザインがイイよね。

壁のイラストがイイな…と。イラストではないか…

ショップにディスプレイされていると気にならないのですが、多分、家具も照明もきっと自分ちにレイアウトすると、サイズが少しずつデカい気がしますね。

それぞれのショップはマス目状に無数に並んでいて、ひと通り回ればあらゆるものが手に入る印象です。クリニャンクールはパリ最大級の蚤の市だそうでで約3000店舗くらいあるとか…。

クリニャンクールは品揃えに合わせてエリア分けされていましたが、ココは先ほどの露天商的エリアよりも、さらにハイグレードなアンティークショップが軒を連ねてました。

巨大なガラスハウスといったおもむき。

屋根付きで二階建てですが、二階は空き店舗が多かったです。

ヴァンヴ蚤の市。日本で言うフリーマーケットに近いのはココかな。ココ良かったです。

価格交渉ができるので、おトクに購入出来ました。

パリ滞在中あまり日本人と合わなかったのですが、ココにはたくさんいました。なんかプロっぽい、東京でショップやってるような人もチラホラ…仕事で来るとはうらやま。

パリ最古らしいビオ市(自然食品市)マルシェ・ラスパイユ。野菜市場のような感じ。

朝ごはん食べて出かけたので果物しか買いませんでしたが、美味しそうなパンやチーズ、ジャムなどありました。

その他買い物スポットでは、

パリで話題!?のセレクトショップ、メルシー“merci”にも行きました。

DIY雑貨が豊富な百貨店ベーアッシュベー“BHV”にも行きました。

“BHV”はパリの東急ハンズ的デパートって感じで、フランスらしいインテリア雑貨小物、ドアノブなど、豊富なカラーリングと品ぞろえでした。見てて楽しかったです。

驚くのが、フロアのお客の大半が女性だったことです。“BHV”に限らずですが、パリ市内の工具屋など、日本でいうとホームセンター的ショップにたくさんのオシャレ女性がいる光景が不思議でした…

パリの家電量販店的ショップ“fnac”フナック。

カメラとパソコンをつなぐケーブルを持っていくのを忘れてしまい、ルーブル美術館下にあるアップルストアに買いにいったら教えてくれたショップ。appleshopstaff曰く「なんでもあるヨfnacならね!」って…。

たくさん買ったわけではないのですが、かさばるものを買ってしまったので、帰りの空港での手荷物検査をなんとかパスしても、その後何度も、空港内で他の職員にとめられ、重さや大きさなど何度もチェックされるはめに…。預ける荷物と、持ち込み手荷物を半々にわけたので、追加料金とられずに済んだけど…。

つづく。

+ 芸術の都・華の都「パリ」にデザイン研修旅行に行ってきました~パリの街並み、ショップディスプレイ篇

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+ 歴史あるデザインの国イタリアにデザイン研修に行ってきました〜ローマ コロッセオ・バチカン市国・スペイン広場 篇

+ 歴史あるデザインの国イタリアにデザイン研修に行ってきました〜ミラノ 篇 + 番外篇「イタリアに行くまでよくわからなかったネット事情」

+ 賃貸住宅で出来るDIYを紹介した「パリ流谷さんの週末DIY」読了。著者はフレンチスタイル雑貨家具店オルネドフォイユ、アンスピラシオン、ボワズリー店主。

+ 金沢21世紀美術館・ひがし茶屋街へデザイン研修に行って来ました「Olive1982-2003 雑誌『オリーブ』のクリエイティビティ」「金沢美術工芸大学インダストリアルデザイン 卒業制作展2011」。

+ 一眼レフカメラのレンズをダカフェレンズ(単焦点)から広角レンズにしました。シグマ 30mm F1.4 EX DCからキヤノン EF-S17-55mm F2.8 IS USMへ



3 Responses to “パリにデザイン研修旅行に行ってきましたpart2~蚤の市・マルシェ・フリーマーケット巡り、クリニャンクール、ヴァンヴ、マルシェ・ラスパイユ、メルシー、ベーアッシュベー、フナック”

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