パリにデザイン研修に行ってきましたpart4〜ルーヴル美術館、オルセー美術館、オランジュリー美術館、ポンピドゥー・センター近代美術館とジダン像

2013年 3月 4日

＋モンマルトル巡り、
＋蚤の市・マルシェ・フリーマーケット巡り、
＋パリの街並み、ショップディスプレイの続き

年始にパリにデザイン研修に行ってきました。

旅の後半は連日、ランチを挟んで朝から晩まで美術館巡りをしました。

メインは有名どころのルーヴルとオルセー。それぞれ３回ずつ行くことが出来ました。

美術館では毎日行く度に昨日とは違う所に発見があり面白かったです。初日は絵を見てたのが、次の日には額縁、その次の日は天井の装飾…と。全然飽きることがありませんでした。

まず最初に、ルーヴル美術館の地下にあるこのショップで、パリミュージアムパス購入。

yokoyamaは４日券購入しました。

コレがあったお陰で、毎日美術館入口で数百人の列に並ばなくてすみました。

限られた時間の中で、並ぶのもったいないもんね。

みんなこのチケット買うもんだと思ってましたが、売り場にはyokoyamaしかいませんでした。

比較的行列の少ない朝イチに美術館へ行ってパスを購入しました。

で見学開始。

ルーヴルは建物自体が巨大なアート作品のようでした。見る方向見る方向に装飾が施され、どれほどの時間がかかるんですか…という感じ。規模もとても大きく広く、歩いても歩いてもまわりきれないような大きさでした。

映画「ダ・ヴィンチ・コード」を思い出しながらテクテクと…。

館内サインもシンプルで美しい。

サインを特別気にしなくても、メイン？のレオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザなど、代表的な芸術・美術作品へは、なんとなくの人の流れにのると辿りつけました。また有名な「民衆を導く自由の女神」は他の美術館へ貸出中でした。

ルーヴルで面白かったのは「ナポレオン３世の居室」という展示。

こんなに家具に贅ってかけれるのか…とモノの存在感に圧倒されました。

本物のシャンデリアってこういうものか…と。（ウチにあるのは、アンティーク風のシャンデリア風なんだな…と。）

ルーヴルの横を流れるセーヌ川を渡ると、

対岸にはオルセー美術館があります。ルーヴルからは歩いて10分位ですかね？

オルセー美術館、ちょうどイイ規模な感じで居心地良くて、ルーヴルよりも長い時間見学を繰り返しました。ベタですがルノアールの作品が、黄色く、明るく、楽しそうなので好きになりました。ポスターを何枚か買ってしまいました。

オルセーからまた川を渡り、15分くらい歩くとある、

オランジュリー美術館。モネの連作「睡蓮」見れました。

その他にもポンピドゥー・センターにある近代美術館にも行きましたが、

美術館で気になったのは芸術というよりはデザインでした。この消火器周りカッコイイですよね。これはナイスデザインだと。

日本では消火器でもなんでも壁や隅に隠し、ココですという別のサインを天井からぶら下げるという、デザインされていない感じになってますが、これなら遠くからも一目瞭然。コレがデザインでしょう…という…。（←ナマイキ）

またポンピドゥー前にある大きなジダン像良かったです。とても印象的でした。

ちなみにコレね。忘れられないこの瞬間。考えさせることができたらそれはもう芸術だ…みたいな話がありますが、だとすると、ジダンの行動は芸術の域かもね…。

毎日、アートを見て回っていて、どうしてたかだか100年位前まではこんなに多くの芸術絵画がボコボコ描かれ生まれてきたのに、現代では生まれにくいのだろう…という問いがずっとぐるぐる回っていたのですが、それってやっぱり、カメラが発明されたから、描く必要が減っていったという事なのでしょうか？表現として絵を描きたい人の数も、宗教心から光景を残すべきだと描く人の数も、昔とはそれほど変わらない数の人がいるとすると…カメラしか思い浮かばないのですよね…どうなんでしょう…。

続く。