パリにデザイン研修に行ってきましたpart5〜パリに行くまでわからなかったこと・雑感、モバイルwifiルーター、ネット回線事情、飛行機に乗り遅れる…

2013年 3月 9日

+ ルーヴル、オルセー美術館巡り

+ モンマルトル巡り

+ 蚤の市・マルシェ・フリーマーケット巡り

+ パリの街並み、ショップディスプレイの続き

年始にパリにデザイン研修に行ってきました。

パリに到着して最初に目指したエッフェル塔。小雨の降る夜の街を2時間位さまよいようやくたどりつきました。歩き疲れた事もあって、しばらく眺めていたら…

キラッキラッ!この演出は一時間に一回繰り返されてましたヨ。いつものことか?新年だからか?はわかりません。エッフェルイイね!

パリ研修篇の最後に、いろいろパリに行くまでわからなかったこと・雑感を以下に箇条書きします。これからパリに行く人のご参考までに。



パリの道はまっすぐ走ってない(多分)

パリでは毎日ほんとによく迷子になりました。日本での感覚からすると、道と道は基本平行に走っていると思ってるので、曲がる道を一本間違えたとしても、一本先で修正すればいいや…と思うのですが、パリでこれすると、もう、たどりつけないという…気づいたらひとつ先のメトロ駅についちゃうことが毎日ありました。

こちらのレジへどうぞ、とは言ってくれない

レジが2つあったとして、ひとつの列が大行列であっても、となりのガラガラのレジの人は「こちらのレジへどうぞ」とは言ってくれません。かといって、会計してくれないわけでなく、空いたレジに行けばふつうに会計してくれます。人の仕事は人の仕事って事?らしい。

レジが行列でも、客も、後ろの事は気にしない

また客の方も、どんなに後ろが大行列であろうが、自分の用事が全部片付くまでは全く気にせず、いくらでも時間をかけます。世間話したりね…。1つしかない切符の自販機で10分も粘る人いたのは、さすがに「何分やってんのさ、インフォメーションに行ってよ」みたいな事イイましたけど…。

クレカ決済は基本自分でやる

クレカ決済のほとんどは、レジにつながれ、無造作に置かれたカードリーダーに、自分でカードをさし、暗証番号を入れ、OKであればぬきとるという作業をセルフでやります。

ちなみにVISAが使えないところはありませんでしたが、Amexは大きなショップしか使えない感じでした。

街はゴミだらけ

街はとても汚かったです。ゴミをポイポイ捨てるし、喫煙天国で男子も女子もほぼタバコ吸ってその場に捨ててました。街の清掃をしている人が街中に常にいるのですが、まるで追いつかない感じ。掃除の人の仕事をなくさないために、わざと捨ててる?って感じすらありました。

モバイルwifiルーターのレンタル

成田空港で受取り、帰国時も空港で返却する、イモトのWiFiをレンタルしました。1日1000円位。日本でイーモバに4000円/月払ってる感覚からすると、ちょっと高いかな?とも思ったのですが、借りて良かったですヨ。パリのシャルルドゴール空港についた途端、英語表記がなくて、どうやってパリ市内いくのさ…ってところから途方にくれたので…(←全然調べてない…)。

ルーターはMacBook AirとiPhone両方で使えました。iPhoneのgoogleマップで地図を見たり、日本とLINEしたり、twitter、Facebookにも使えました。ですがskypeはだめでしたね、これはルーターではなくフランスのネット回線事情かもしれませんが…。

スピードラーニングが役立ったかもしれない!?

昨年のイタリアの反省もふまえ、弊社のグローバル化を見据えw…、聞き流すだけで英語耳になるスピードラーニングを始めた効果か?今回のパリ在住中、自分でも信じられないくらい英語が聞き取れることに気づきました。(まあyokoyamaレベルですが…びっくりしちゃったよ…。)イイよ。スピードラーニング。

飛行機に乗り遅れる

まあ、研修のハイライトなんですが、帰りの飛行機に乗れませんでした…。最後の最後に、フランスらしさを味わったというか…

・空港バスが高速の事故渋滞で、通常1時間でいく所が3時間かかる

・事故渋滞を抜けても、フランス人運転手は決して遅れを取り戻そうとはしない

・乗客は日本人はボクひとりでしたが、みなヒリヒリしだす

・運転手は焦らない

・乗客はそれぞれの神に祈り出す

・フライト25分前に空港につくも、カウンターがフライト30分前でクローズで、既に電気も消えて真っ暗。その日の最終便だったらしい…誰もいない、とりつく島もない…

・隣のカウンターに駆け込むも、とりあってくれない「あっちいけ!」

・違うカウンターに駆け込むも、とりあってくれない「あっちいけ!」

・また違うカウンターに駆け込むも、とりあってくれない「あっちいけ!」

・しばし途方にくれる…オレはアホなの?

・ネットで別フライトを探す→5時間後に別ターミナルのJAL便があることを発見!

・ターミナルを移動し、チケット窓口で片道チケット買おうとすると3045€といわれ、3.7万位か…安いな…片道で出発寸前だからかな?とサインする段階までいって「んっ!ゼロ一個多くね?あれ?37万?」と言うことで、Let me think…。他にチケットないか聞くと往復なら明日の18万のチケットがあると…でも、12万位の往復航空券できたものだから踏ん切りがつかない…。

・明日以降のチケットをネット検索…エクスペディアで15万くらいで買えそう…

・でもネットで購入しようとすると、ネットが断線してしまう…そしてルーターバッテリー切れ。

というわけで、日本に連絡しチケット予約してもらい、元々の往復よりも高価な片道切符を最後に買ってしまいました…ダメオレ。

実際この後も、空港で周辺ホテルリストをもらって、順番に電話をして、やっとホテルがみつかっても、今度はタクシーが近すぎるから行きたくないということで、空港職員を巻き込んでもめあい、やっと5台目?のタクシーにのせてもらうも、もう帰るつもりだったから、細かいキャッシュが無く、おつりからbaggage taxぼられたりで散々でしたヨ…まあボクが悪いのです、ボクが…。(Taxiは50€以上でないとクレカ決済できませんでした)

シャルルドゴール空港はもともと世界でも時間がかかる空港で有名らしく、フライトの3時間前にくるように言われてるらしいです。(結局3時間じゃホントギリだと思いますけどね…)



まあ、最後に飛行機乗れない…という目にあっちゃったのですが、帰国して映画「ミッドナイト・イン・パリ」見てたらもうまた行きたくなっちゃうという…パリの魅力ってスゴイね。

また一年間頑張ったらどこか研修行きたいのですけども…。おわり。

+ パリにデザイン研修に行ってきましたpart4〜ルーヴル美術館、オルセー美術館、オランジュリー美術館、ポンピドゥー・センター近代美術館とジダン像

+ パリにデザイン研修旅行に行ってきましたpart3~ピカソやゴッホ、ルノアールの街モンマルトル巡り

+ パリにデザイン研修旅行に行ってきましたpart2~蚤の市・マルシェ・フリーマーケット巡り、クリニャンクール、ヴァンヴ、マルシェ・ラスパイユ、メルシー、ベーアッシュベー、フナック

+ パリにデザイン研修旅行に行ってきましたpart1~パリの街並み、ショップディスプレイ

+ イタリアの街角で見かけた犬のいる風景〜ローマ・フィレンツェ・ベネチア・ミラノの飼い犬アルバム。

+ 歴史あるデザインの国イタリアで「ひとり世界ふれあい街歩き」してきました〜ミラノ 篇 + 番外篇「イタリアに行くまでよくわからなかったネット事情」

+ 歴史あるデザインの国イタリアで「ひとり世界ふれあい街歩き」してきました〜ベネチア(ヴェネチア・ヴェネティア)ヴァポレット、ゴンドラ、リアルト橋 篇

+ 歴史あるデザインの国イタリアで「ひとり世界ふれあい街歩き」してきました〜ローマ コロッセオ・バチカン市国・スペイン広場 篇



One Response to “パリにデザイン研修に行ってきましたpart5〜パリに行くまでわからなかったこと・雑感、モバイルwifiルーター、ネット回線事情、飛行機に乗り遅れる…”

  1. 有名なレコードジャケットの撮影場所を現在の様子と重ね合わせて紹介してくれるサイト「PopSpots」が面白い。 | wagonR35〜R35デザイナーに見えるもの Says: 2013年 3月 10日 at 10:11 PM

    […] […]

コメントを書く