松井博氏と大石哲之氏の対談本「10年後の仕事のカタチ10のヒント〜シリコンバレーと、アジア新興国から考える、僕達の仕事のゆくえ」を読了しました。
お二人とも海外を舞台に活躍している人なので、いい意味で枠を飛び出す話が満載で、体験談をもとに話しているのもとてもリアルだし、とても刺激を受けました。
とくに、ハイパーノマドとバーチャルノマド*については、最近よく考えている事でもあり「やっぱ、そうか…そうだよな」感ありました。
10年後に自分はまだ必要とされる人材であり続けられるだろうか? 不安定の時代、誰もが抱く恐怖です。 世界の競争になんて巻き込まれたくない。グローバル人材になったり、英語をつかったり、ITで起業したりなんて、そんなスーパー人材だけの世の中なんて嫌だ!
米国シリコンバレーの松井博と、ベトナムの大石哲之の二人が、恐ろしい話も、ワクワクするような話も、景気のいい話も、厳しい話も、ありのままにお話します。
私たちは、タイトルどおり、みなさんが今後の10年、20年をどう過ごすかを<自分で>考えるための材料を提供したいと思っています。自分で判断して行動できるひとは、世の中がグローバルに進もうが、どうなろうが、納得のいく人生を過ごせるのだと思います。そのための、10つのヒント。この本に、まとめました。
松井博(まついひろし)
オハイオ・ウエズリアン大学を卒業後、沖電気工業、 アップルジャパンを経て、2002年に米アップル社の開発本部に移籍。iPodやマッキントッシュなどのハードウエア製品の品質保証部のシニアマネージャーとして勤務。2009年に同社を退職し、教育事業を創業。現在は作家、経営者として活動中。大石哲之(おおいしてつゆき)
慶應義塾大学卒。アクセンチュアを経て、株式会社ジョブウェブを創業に参画、その後作家・コンサルタントとして独立。現在は、ベトナムに住みながら、作家活動と複数の事業を回すという人生実験に挑戦中。