好きな作家、重松清の「ステップ」を読了。のこされた人たちの成長の物語。

2013年 9月 12日

好きな作家、重松清の「ステップ」を読了。のこされた人たちの成長の物語。

好きな作家、重松清の「ステップ」を読了しました。

ストーリー設定は、けっして目新しいものではないと思いますが、やはりそこは重松の、細やかな人物描写とストーリー展開で、気づけばズリズリと小説の中奥深くに引きずり込まれていきました。「そっちに行くのね」というストーリーがイイんですよねー。



結婚三年目、三十歳という若さで、朋子は逝った。あまりにもあっけない別れ方だった―男手一つで娘・美紀を育てようと決めた「僕」。初登園から小学校卒業までの足取りを季節のうつろいとともに切り取る、「のこされた人たち」の成長の物語。

重松の小説の中に出てくる人って、みんな結局イイ人で一生懸命なんですよね…そこが好きなような気がします。

以前紹介したコレもはげしくオススメです。

+ 重松清の小説『カシオペアの丘で』上下巻読了!R35世代の人生のバイブルに勝手に認定しますヨ。好きな人には無理矢理にでも読ませたいw!

+ 映画アヒルと鴨のコインロッカー、重力ピエロ、死神の精度、ラッシュライフ、ゴールデンスランバー 原作者伊坂幸太郎の小説、勝手におすすめ面白ランキング。

+ 小説・自己啓発本などの活字本読書用にKindleペーパーホワイト購入。ディスプレイを長時間見てても、目が疲れにくく軽くて読みやすい!

+ 角田光代「ツリーハウス」読了。親子三代に渡る戦争(満州)〜引き上げ〜戦後〜現在までの壮大な家族のドラマがとてもオモロー。

+ 大人の夏の夜の読書におすすめ!辻村深月氏の著書「ぼくのメジャースプーン」を作家石田衣良氏が読売新聞で絶賛してたので読んでみました。

+ 宮沢りえ推薦の小川糸新刊「つるかめ助産院」読了。スピッツ草野マサムネ、ポルノグラフィティ岡野昭仁推薦の前作「食堂かたつむり」同様、面白い本!

+ ストーリー仕立で読みやすい書籍「社長のテスト」。会社作ろうかな?とか、会社作ったばかりの人にオススメな面白ビジネス本。



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