積ん読状態だった書籍「インサイドボックス 究極の創造的思考法」を読了しました。
面白いヨ。
画期的な発想や発明は、枠の外(アウトサイド・ボックス)で考えて初めてものにできる、というのがこれまでのビジネス本や自己啓発本の定説でした。ところがコロンビア大学ビジネススクールのゴールデンバーグ教授と、P&Gなどのメーカーでイノベーションを指導してきたボイド氏が、実際に歴史上のイノベーションを400例以上研究したところ、それはまったくの逆だ、ということが判明したのです。
大きなブレイクスルーは、実は「制約の中」(インサイド・ボックス)で考え抜くことで生まれる――この意外な事実を豊富な実例をもとに立証していきます。たとえばアウトサイド・ボックスの代表例としてよく出される走り高跳びの「背面跳び」。従来の飛び方「ベリーロール」の発想を逆転させたといわれてきましたが、実は、これを発明した選手は、はさみ跳びを変化させて背面跳びに行き着いたことを著者二人はつきとめます。他にも、洗剤から汚れを落とす成分を取り去ってみる、携帯電話から電話をかける機能を外してみる、メールの字数を140文字に制限する、など画期的なイノベーションを生んだ「インサイドボックス」の思考法を紹介していきます。脳髄をしぼりながら、徹底的に考える――あなたの仕事にもキキます。
制約の中にこそ答えはある。制約の中で創造的なアイデアを生み出す5つのテクニックとは?万人が習得可能な思考法のすべてがわかる。
手法としては、いわゆるブレストなんかの逆の発想法の方が良くない?という内容で、この本とかの逆の方法ですかね。
+ アイデアを9つの側面から考え構築し、かたちにするビジネスモデルの設計書「ビジネスモデル・ジェネレーション」ナナメ読みしてみました。
まあ、アイデアが溢れでて、その何かで解決できるのなら、インサイドだろうがアウトサイドだろうが、どっちも試しますヨ…という感じはしますけども、ビジネスアイデアの発想の方法論として、とても有効的な本だと思います。本を読む前まではとても発想もしなかったことがいろいろでてくるから…。
今年一番かも…、はげしくオススメですヨ。
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