2014年 9月 17日
伊坂幸太郎が大学生のときに書いた「クリスマスを探偵と」を読了しました。
あとがきで、伊坂自身、さすがにそのままでは出せないので、加筆修正した…と言ってましたが、そうだとしても、そのアイデアやユーモア、文体やギミックはすでに伊坂幸太郎そのものだし、読んでて、さすがにスゴいなと感じる作品でした。
舞台はドイツ、童話に出てくるような町、ローテンブルク。探偵カールがクリスマスの夜に出会った、不思議な男とは……? 伊坂幸太郎が初めて書いた小説が、自身の手により、20年の時を経て完全リメイク! クリスマスを彩るにふさわしい、大人も子どもも楽しめるハートウォーミングな一篇です。デビュー10周年を記念して刊行された総特集ムック『文藝別冊 伊坂幸太郎』収録、作家の創作の原点となった物語。
ボリュームが短いこともあり、ジュース買うような値段で買えるので、伊坂好きの人には軽く読めてイイと思いますヨ。Kindleだけですかね?
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