前に読売新聞の夕刊で連載されていた伊坂幸太郎の「SOSの猿」を読みました。最近の伊坂の作品の中ではyokoyama的に一番面白かったです!
家電量販店の店員・遠藤二郎は、イタリアで修行した「エクソシスト」というもう一つの顔を持つ。遠藤は他人の発する「SOS」を見過ごせない性格だった。ある日、知り合いの「辺見のお姉さん」にひきこもりの息子・眞人の悪魔祓いを依頼され、辺見家に赴く。
一方、桑原システムの社員・五十嵐真は、20分間で300億円の損失を出した菩薩証券の株誤発注事故の調査を命じられる。 菩薩証券は、ミスの原因をシステムのせいにしたがっているという。聞き取り調査を始めた五十嵐は、なぜか奇怪な幻想に翻弄されていく。
眞人の部屋で「西遊記」を発見する遠藤。そして五十嵐の前には異形の猿が……。これは現実か妄想か。二つの物語のゆくえはいかに。
新聞に連載中は、実家が読売新聞なので、なるべくとっておいてもらったのですが、天ぷらとかやるとね…新聞使うから…話が飛び飛びで…。
そうして、存在を忘れていた所、先日 + 「マリアビートル」を読み終えたら、kindleが薦めてくれたので、やっと読めました。
kindleはジップロックにいれていつも風呂で読んでいるのですが、風呂入りながら次の本が買えて、すぐ読めるってスゴイ時代ですね。本って大体、夜読みたいのに、いつも夜は本屋閉まってるよなー、ってずっと思ってきたのですが、イイ時代に生きてるなー。
ちなみにこの伊坂幸太郎「SOSの猿」は、五十嵐大介の漫画「SARU」と対をなしている作品のようです。漫画は読んでいないのですけど…。ココでちょっと試し読みできますヨ。興味ある方はぜひ。
+ 寒くなるとストーブの前で本読みたくなるよねって人にオススメ。伊坂幸太郎「マリアビートル」。
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+ 伊坂幸太郎の最新刊「あるキング」もやっぱり伊坂氏らしい伝記的小説でした。プロ野球選手になるべく育てられた男の伝記。
+ 人気作家・伊坂幸太郎ベストセラーの映画化『重力ピエロ』観てきました。
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