社会行動研究会訳「人はなぜ動かされるのか?〜影響力の武器」に書かれていた、おもちゃメーカーがクリスマス商戦後の売上の落ち込みを改善するために仕掛けたプロモーションがあまりにも秀逸だったので紹介します。「コレホントなのかな?」
災害時に行動がとれるかどうかの分岐点は、被害の悲惨さを、過去に目にした事があるかどうかの違いだけなんじゃないかな?と思い、Youtubeにアップされる今回の震災の津波映像を、こわごわ見たりしてるんですが…、
そんな観点からもアプローチしているように読める、2004年に書かれた著書 広瀬弘忠「人はなぜ逃げおくれるのか〜災害の心理学」を紹介します。
災害時ヒトはこういう心理状態におちいるという事を知っているかどうか?できっと違うと思う…ので、おすすめの書籍です。
@kenichiromogiこと脳科学者 茂木健一郎さんが、夏目漱石『行人』を何度も読んでいる…とツイッターでつぶやいていたので、文庫を買って読んでみました。
面白い…というより強烈でした。壮絶で、誠実だな…と。読み終えた瞬間ドン!と胸を突かれて「どういうことか、あとは自分で、考えろ」とこちら側にゆだねられているような気がする衝撃力ある強い作品でした。執筆中、漱石は病気療養をした時期があったそうなんですが、そうとは思えない…じゃないか、だからこそ、強い作品になったのかな?と思える小説でした。作品のあらすじを以下に。
昨年ヤフージャパンとの相互販売サイトをオープンさせた、中国最大のネットショッピングサイト タオバオの躍進について書かれた書籍『中国巨大市場・タオバオの正体』を読了しました。
本の中で特に興味深かったのは、
・中国人ならではの商慣習「価格交渉」を、リアルタイム・チャット導入で実践
・ネットショップへの店舗参入の敷居を低くする為、出店費用・販売手数料の無料
・中国と言えば…の、パクリ商品をネットショップから排除
・後発だったタオバオがシェアを獲得していく戦略や取組み などなど。
僕らがこれまで漠然と持ち続けてきた「いわゆる中国」のイメージとは、だいぶ違う…というかまるで違う、リアルな今の中国市場の現場について書かれた、興味深い本でした。
商品や企業そのもののコンサルティングを、デザインの視点でとらえ、発想し、プロダクトに落し込んでいくアメリカIDEO社の取組みを紹介した書籍『発想する会社!~世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法』を読了しました。
IDEO社は米ABCテレビNigitline”Deep Dive”という番組で、5日間で新しいショッピングカートのデザインを考える…という企画で話題になったんだそう。この番組の動画もみつけたので、以下に合わせて紹介します。
工業デザイナー水戸岡鋭治氏の『水戸岡鋭治の「正しい」鉄道デザイン〜私はなぜ九州新幹線に金箔を貼ったのか?』を読了しました。水戸岡さんは九州新幹線「つばめ」を始めとする九州の特急電車などをデザインしている人で、電車の外観にとどまらず、電車のコンセプトや各車両内部のスペースデザインにまでこだわる事で、とても有名な人だそう…。
ティナ・シーリグ『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』を読了しました。この本はベストセラーらしいのですが、中でも「5ドルを元手に2時間でどれだけ増やす事が出来るか…」という講義の話はスゴク面白かったです。
講義では学生達をチームに分けアイデアと行動を促すんですが、一番増やせたチームは5ドルを2時間で600ドルに!それも、元手の5ドルには一切手をつけていない…ってのが、とても興味深いとともに、自分(yokoyama)が如何に枠にとらわれた思考をしているか?という事実をつきつけられる、とても読み応えのある本でした。詳細を以下に。
重松清の『カシオペアの丘で』上下巻読了しました。いや〜、主人公がR35世代なこともあり、感情移入しまくりました。登場人物がみんなyokoyamaの家族で、友達で…と、思わずにはいられなくて…東横線車内で、スタバで、神社の境内で…、公共の場で何度も何度も、カラダが揺れる程ぬれ汚し、しちゃいました。(面目ないw)
ホント面白かったです。yokoyamaの人生の10冊に入る小説でした。好きな人には無理矢理買っておしつけたいw!ぜひともあらすじだけでも読んでいってヨw、以下に。