「えっ!有限会社ってもう作れないの!」東京・田町の創業サポートセンターで中小企業診断士に教えてもらった株式会社設立のいろいろ。

2009年 7月 31日

世の中の法律改正ってのはいろいろあると思いますが、ふつう自分に関係なさそうな

ニュースはスルーしちゃいますよね。2006年の会社法改正による

「有限会社を新規に作れない」ニュースもyokoyamaにとってはそんなニュースの1つ。

聞いた事あるような、ないようなニュースが、まさか自分に関わる事になろうとは…。

 

じゃあ、個人事業主が会社を起こす場合どうしたらいいの?と色々調べているうちに、

「本やネットよりも、創業サポートセンター行った方が早いですヨ、タダだし…」

と、有限会社先輩にすすめていただいたので、話を聞きにいってきました。

すると「株式会社作っちゃえばいいんですヨ!」と、いともカンタンに…。

会社という形態を知っておこうと訪れたサポセンで聞いた情報は以下に。

 

まずは創業サポートセンターについて。

創業サポートセンターは、東京と大阪にあるそうです。

国の外郭団体が運営してるので、通常1時間の相談も、何度きても無料だそう。

予約も不要で、いきなり飛び込んでみましたが、すぐ対応してくれました。

(というか他に相談してる人いませんでした、働いてる人はたくさんいそう…。)

会社創業に関する書籍もたくさん、いつでも無料で見ていいそう。

全然読む気がおきませんがね…。

 

以下、中小企業診断士さんにおよそ1時間聞いた話の要約です。

文字ばっかりなので「こんなオフィスがいいんじゃないか?」と以前みつけた、

オランダの広告代理店Nothingの全部段ボールで作ったオフィスフォトでも見ながら…

 

Q.有限会社はなんで作れなくなっちゃったんですか?ボクらみたいな個人事業主はどうすれば?

ハイ、有限会社はもう作れません。理由は制度を1本化してわかりやすくするため。そのかわりではありませんが、それまで資本金や取締役などの規制があった株式会社が資本金1円から作れるようになりました。法改正前に有限会社を設立した人はそのまま有限の形態を続けれることになっています。

Q.いきなり株式会社といわれても、どうしてもハードルが高くなっちゃうんですが…

いやいや、カンタンですよ、自分が50万なら50万を資本金にして手続きすればいいだけですから。取締役もかつては3人以上などの制約がありましたが、改正後はご自分一人でもよくなりましたので、ご自分で株主と経営者になればいいだけですから。

Q.株式会社をおこすのにかかる初期費用はいくらですか?またそれは経費で計上できますか?

株式会社をやります、という登記関係におよそ30万程かかります。これは初年度だけですので、一回やってしまえば以降やる必要はありません。またこれに関わる経費は会社の創業費として、経費に計上できます。

Q.株式会社は最短でどのくらいで登録ができるんですか?またその後の申告関係はどうなっていきますか?

通常、株式会社の申請うんぬんをはじめてから、およそ1ヶ月半みていれば十分だと思います。会社と言うのは、これまでの白色・青色確定申告とは異なり、いつを決算月としてもいいので、たとえば8月中に株式会社を初めて11月を会社の決算月としたら、今年は3ヶ月間の売り上げに対して決算をすればいいのです。

Q.では、個人事業主として1〜7月に得た収入はどうすれば?

それは初年度に限り、今まで通り白色・青色申告をすることになります。

Q.会社にすることでの、決算の仕方は、今までの青色申告と大きく異なる点はありますか?

黒字だと納税し赤字だとしない、というのは基本的にかわりません。ただ、決算の時に、今までの確定申告で提出していた書類にプラスして出さなきゃいけないものがあるので、たとえば、会計ソフトで入力までは自分でして、そこから税理士さんなどに決算だけ頼むというやり方が一番費用が抑えられると思います。素人さんにはちょっとハードルが高いので…。

Q.仮に株式会社にする事にした場合、今後どうすればいいですか?

具体的に株式会社にするためには定款という、会社の法律みたいなものを作る必要があります。フォーマットは法務局のHPでwordデータがDLできますので、それを自分の会社用にリライトして下さい。そのときはまた相談に来ていただいたら具体的に…もちろん無料です。

Q.ココ(創業サポートセンター)は一体、どこまで無料なんですか?

国の外郭団体なので何回来ていただいても無料です。(中小企業診断士さんはそちらから報酬をもらってるそう)

 

ざっとこんな話でした。

知らない話を聞いてると必死なので1時間はあっというまでした。

 

今までは、図書館やネットや人に聞いたりしてましたが、会社法は改正が多いのと、

世の中には法律改正前の本もあふれているので、

実際どれが今の法律なんだろう?と困惑してばかりでした。

なので、専門家に無料で相談できる創業サポートセンターは

起業しようかな?なんて人には、すごくおすすめです。

 

最後にこんな質問しました。

Q.株式会社にすると、やっぱり株式会社○○と名乗るんですよね?こっぱずかしんですけど…。ましてデザイン業なので名前が英語というかカタカナなんですけど…。

もちろんそうです。逆に株式会社じゃないのに、株式会社と名乗っていると法律違反になります。いいじゃないですか?株式会社○○と今までの屋号の前に株式会社をつければ…

Q.えー恥ずかしいじゃないですか…、デザイン会社で株ってついてないとこ多いと思うんですけど…、つけなきゃだめですか?屋号としては別につけるって意味で…

それは、たんに、名刺だけの問題でしょ?つければいいじゃないですか、社会的な信用の為に株式会社にしようとなさってるんでしょ?(その通りですね、なれてないだけか。)

 

でも仮に株式会社作るとしたらやっぱ恥ずかしいですヨね。電話来たら

「ハイ、株式会社 wagonR35です。」っていうの?

 

+ 創業サポートセンター

HPは全くわかりづらいんで見てませんが、場所はこちらで。

+ Nothing – Commercial Creativity

オランダのクリエイティブエージェンシー。



2 Responses to “「えっ!有限会社ってもう作れないの!」東京・田町の創業サポートセンターで中小企業診断士に教えてもらった株式会社設立のいろいろ。”

  1. ベンチャー・スタートアップ企業とインターン学生を結ぶウェブサービス「スタートアップ・インターン“Startupintern”」。需要がありそうでイイね! | wagonR35〜R35デザイナーに見えるもの Says: 2011年 9月 6日 at 11:57 AM

    [...] + 「えっ!有限会社ってもう作れないの!」東京・田町の創業サポートセ… [...]

  2. 自分で株式会社を作ってみるまでわからなかった事・失敗談・これから起業・創業・スタートアップを目指す方へ。 | wagonR35〜R35デザイナーに見えるもの Says: 2012年 1月 23日 at 6:28 PM

    [...] 調べていくと、最低資本金の目安となるのは、給料(役員報酬)の3ヶ月分以上?が相場のようでした。(三ヶ月目に売り上げがある前提?)。自分の給料を月30万と設定したら、資本金100万かな?ただ、資本金の額も一応、対外的に公表されるものなので、そのへんをふまえると、今はもう作れない有限会社の資本金額300万のスタートアップ企業がとても多いようです。 [...]

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