【実験】爆笑問題太田光氏の話題作『マボロシの鳥』がブックオフで買取価格100円と言われてしまったので、欲しい人募集!

2011年 1月 10日

先日wagonR35でも紹介した爆笑問題太田光氏の小説家デビュー作『マボロシの鳥』を読了したので、ブックオフに買い取ってもらいに出かけたら、缶ジュースも買えない値段を提示され思わず持って帰ってきました。新刊でしかも発売したばかりの話題作が100円て…

と言う訳で、オレ買ってあげてもイイよ!と言う人wagonR35で募集w!

まあyokoyamaの紹介文では、この本をおすすめするのにつたなすぎるので、新聞の太田光インタビュー記事を以下に。



「文学少年だったので、いずれ小説を出したいという夢がかなった。自分の文章には確信が持てないが、いい本を出せて、後は死んでもいいという気持ちになった」

会見後のインタビューでも真剣な面持ちは変わらない。「自爆テロとか沖縄の問題とか、その都度感じることがあった。最初の小説集なので、逃げずにそういうテーマを書きたかった。本の帯で角田光代さんに『言葉だけで闘いを挑んだ』と言っていただけたのが、うれしい」と素直に喜びを語った。

 知的障害の少女が自爆テロを行った実話を基にした「奇跡の雪」、沖縄の歴史を寓話的に描いた「タイムカプセル」、人気者を持ち上げた揚げ句に批判するマスコミや大衆の悪意を魔女狩りに例えた「魔女」……。社会問題について討論するテレビ番組では、政治家らを鋭く批判することもあるが、今回は批評ではなく物語として描こうと努めた。

 「『今の政治はおかしい』とストレートに言うのは、芸人として芸がないと思っていた。生と死、イスラムの人はなぜ闘い続けるのか、沖縄……、そういうことを芸として発表したかった」

 昨年から刊行された『向田邦子全集』の月報を書くため、全作品を読み返したことも背中を押した。

 「向田さんはこんなキラキラした物語を書いているのに、自分は『すごい』と言うだけ。僕は元々お笑いファンで、ビートたけしさんや立川談志師匠にあこがれ、自分も舞台に上がりたいと思った。それと同じで、いつまでも批評家でいるのは潔くない」

 そう語るだけに、9編それぞれに様々な芸を盛り込んだ。父と娘の葛藤
かっとうを描く「冬の人形」は、ささいな日常を切り取る手つきが、まさに向田邦子。ドタバタ喜劇を思わせる「人類諸君!」には講談を取り入れ、「地球発……」は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」とサンテグジュペリの「星の王子さま」を合わせたようなファンタジーだ。

 「結果的に作品が九つぐらいになり、偶然ですが、サリンジャーの短編集『ナイン・ストーリーズ』みたいになってもいいかなと思った。後付けなんですけど」

 爆笑問題は風刺的な漫才を得意とするが、結成当初はコントのコンビだった。しかし、状況設定や人物のキャラクターを一から考えるコント作りに行き詰まり、漫才に活路を見いだした。

 「漫才は、それこそ批評。コントから逃げた、ごまかしてきたという意識があった。(小説を書くまでに)ハードルが高かった」…サイトより抜粋

※募集は締め切りました。

爆笑問題太田光氏の小説家デビュー作『マボロシの鳥』購入!まるで太田総理で真っ赤な顔で青筋たてて「なぜ伝わらない!」と叫ぶ様子が浮かぶような作品。

爆笑問題 太田光氏推薦のカート・ヴォネガット本を、カート・ヴォネガットのホームページを見た途端、読んでみたくなりました。

+ 初の小説集「マボロシの鳥」を刊行 太田光さん : ニュース : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)



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