マーケティングリサーチというと、すごく大げさで費用もかかるイメージですが…、このリサーチなら誰にでもできますね…。
著書「A4 1枚アンケートで利益を5倍にする方法」には、既存のお客さんに「購入前〜購入後感想」までの5つのアンケートをとることで、お客さんの悩み・不安・欲求がわかる!ということが書かれています。
お客さんの悩み・不安・欲求がわかっていれば、それらの解決方法を販促ツールに反映させれば売上は伸びるんですよ!と。広告の差はお客さんの悩み・不安・欲求を理解し、反映できているかどうかだ!とも…。
「ねっ?読みたくなったでしょ?」
ふつう皆さんは、いわゆる販促ツール(ホームページ・チラシ・ショップカード)などを作る場合、デザイナーに依頼すると思いますが、依頼を受けたデザイナーは、その「売りたい商品」を購入してくれる人(ターゲット)を仮定しつつデザインします。
「おそらくコウいう人(ターゲット)は、コウ思っているから、コウであろう…」と。
そこをふまえ、
・視覚的に情報が伝わりやすいか?
・探したい情報はスグにみつかるか?
などを念頭に置きデザインをしています。(他にも色々あるけど…。)
ですが本著では、そもそも、デザイナーが仮定している事は「根拠の無い予測でしょ?」と始まる訳です…。さらに「根拠のない予測」は、更なる予測の歪み(値段が高い?・情報をもう一度伝えよう)をうみ、効果のない費用がかかるプロモーションをしていく…と。
デザイナーもデザインによって売上が上がり、リピートしてもらう事を期待しているので、この歪みはコワいことです。
本著の中ではいくつかの事例が紹介されていますが、NGとされている販促ツールのほとんどは、いわゆるデザイナーが普通にデザインしたものだったので、余計に強烈でした…。
フィルターをかけて読んじゃうと、デザイナーはダメだと書いてそうに一見読み取れちゃうですが、アンケート情報をデザイナーに提供すれば(マーケティング視点)、スバラシイ効果のある販促ツールができますヨ!ということが、本著には書かれています。(たぶん)
「ちょーおすすめ!(今年はイイ本たくさん見たなー)」
間接的な労働時間をどう削減していけばいいのか?のヒントになる!?ティモシー・フェリス著「なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?」読了。 | wagonR35〜R35デザイナーに見える Says: 2013年 1月 22日 at 3:01 PM
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