クルマの世界もセカンド・オピニオン制度が必要!修理・車検の技術格差か!?ディーラー見積もり1/5でジムニー大復活!

2009年 8月 15日

山梨の自然で大活躍していたyokoyamaオヤジのジムニーが、突然20km以上スピードが出なくなり、ディーラーで修理してもらうことに…。(ジムニーは4年程前に新車購入し、走行距離は5万キロ超。)ディーラーによると、故障の原因はタービンで、更にタービンの粉もエンジンに入り込んでる可能性が高く、エンジンを開けてみないと詳しくはわからないが、およそ40万位かかるというので、詳しい見積もりをお願いしたら、出てきた見積もりは…76万円!

見積もりが倍になった理由は、エンジン部品を積算していくとこうなるという、なんとも頭の悪い話。エンジンまるごと買うよ、といっても、スズキはエンジンをバラ売りしないって…。ディーラーはさらに、倍の値段を悪びれるどころか、それを理由に新車をセールスしだす始末…サラバ…。

こんな目に合いながらもそのひと月後には、

ディーラーの見積もりのおよそ1/5でジムニーは無事復活することに!

ディーラーによるPTSD状態になったyokoyamaは、ジム兄さんことyasuda氏に相談。

3つのジムニー専門店を聞いて、それぞれアポを取ることに…。

完全にセカンド・オピニオン状態ですね。

ジム・オート湘南

→修理の相談のメールや電話を何度もするが連絡つかず

ジムニー専門ショップAPIO

→電話で問い合わせた所、リビルドは扱わないとムゲに断られる(リビルド品?という方はこちら

・(有)4×4Wat’s(ワッツ)

→海老名にあるジムニー好きの店主のショップ。一度見てもらうことに…。

で、数日後。ワッツからの連絡で知る、ジムニー故障内容と原因。

・オイル漏れでエンジンオイルがエンジン内で燃焼してる

・エンジンオイルは異常変色してる

・タービンはリビルドに交換

で、この故障、昨日今日でこの状態になるものではなく、長年のエンジンオイルの交換やメンテナンスの不備が原因とのこと。また、この症状は定期点検をやっていれば通常気づく症状、なことがわかりました。(つまりディーラーの点検にも問題アリ)

かんじんの交換修理の見積もりは?というと、故障が見立て通りならばおよそ50~60万かかるという話でした。それでもディーラー見積もりよりすでに16万程安いのと、なんといっても故障原因が原因なので、ここは一度専門店にみてもらうことにしました。

(ちなみにジムニーのターボ車は、エンジンオイルだけは3000kmごとに走行距離で、ちゃんと交換しないとダメだそうです。それもなるべくイイオイルで!)

お願いして1週間後、ワッツから驚愕の電話が!

「クスリいれたら治っちゃったんで、車検もいれて20万くらいで出来そうですヨ。」

修理の詳細はこう。

エンジン内を強いクスリで洗浄したんだそうです。するとなおってしまった!と。タービンはリビルド品に交換してもらって、エンジンをチューニングしてそれで修理はおしまい!だそう。ということで、修理期間も、1週間でした。

今まで料金やサービスを比較する為にいくつかのクルマ屋にもって行く事はあっても「技術に致命的な差がある」とは思ってもいませんでした。医療の世界のセカンド・オピニオンですが、クルマの世界でも必要な時代なのかもしれません。

それにしても、あまりにもサラリーマン化したクルマの営業マンが多すぎる…。

余談というかありえない話。

ディーラーに預けていたクルマをワッツに運んだ際、ディーラーはワッツに「車検だけはウチでやりますから…」っていったらしい…、そんな営業所から何台もクルマを買って来たという事実が、なにかむなしい…。

「もうディーラーからクルマはたぶん買えない…。」



One Response to “クルマの世界もセカンド・オピニオン制度が必要!修理・車検の技術格差か!?ディーラー見積もり1/5でジムニー大復活!”

  1. ラシーン専門店ブルームのエコマフラーで燃費が上がったとして、何年で元がとれるのか?シミュレーションしてみました。 | wagonR35〜R35デザイナーに見えるもの Says: 2009年 10月 2日 at 6:22 PM

    […] ラシーンが今月車検のため、オートバックス、イエローハットで見積もりがてら点検をしてもらいました。するとそのうち1社でマフラーが排気漏れをしていて、このままでは車検が通らないと言われました。(もう片方では言われないけどね…やっぱジムニーの話じゃないけどセカンドオピニオンですね…。) とりあえず見積もりを聞くと日産の純正マフラーと工賃で9万くらいかかり、プラス車検費用がかかるとのこと…。 […]

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