最近見た映画で一番面白かった「アヒルと鴨のコインロッカー」のタッグ
原作：伊坂幸太郎　監督：中村義洋の映画が間もなく公開（３月予定）されます。

そして、音楽プロデュースを何故か最近になって注目を浴びている斉藤和義がやります。

あらすじは、「昔、売れないロックバンドがいて、彼らの録音した

パンクロックが、めぐりめぐって、未来の世界を救う」

という御伽噺みたいな、そういう話だそうです。

パンクロックと斉藤和義があまり結びつきませんが

斉藤和義、起用は、偶然のような必然で決まったようです。

下記、伊坂幸太郎さんが月刊カドカワに寄稿したものをかいつまんだものです。
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一昨年公開の『アヒルと鴨のコインロッカー』とスタッフも ほぼ同じで、映画化に向かって、プロデューサーが「劇中の、ロック バンドの曲をどうやって作るのか、誰が作るのかが鍵ですよね」と よく言っていた。 僕は斉藤和義さんを薦めたかったが、面識もなく、ただ純粋に聴いて

みたいなぁ、と思ったからで、原作者が提案するのもおこがましく思い口には出さなかった。

それから少しして、斉藤和義さんと仕事をする事になった。

僕が会社を辞め専業作家になったのは、「幸福な朝食　退屈な夕食」を通勤バスの中で

聞いたのがきっかけ。その人と関わりを持てて感激だった。

映画『アヒルと鴨のコインロッカー』のプロモーションでスタッフと仙台をうろつきまわっている時、斉藤和義さんからPHSに「アヒルと鴨のコインロッカーの試写会見たけど、すごく良かった」というような感想メールが届いた。

僕は感動し、プロデューサーにメールの内容を告げた。

彼らはとても喜び、意味ありげに「これは運命ですな。 実は映画の中の楽曲を斉藤和義さんに頼みたいなぁ、 と話していたんですよ」と言うではないか。 まさか、メールの送った先でこんなやりとりがあるとは 思ってもいないだろう。

そして、斉藤和義さんがパンクロックを作る事に決定した。

+ 幸福な朝食　退屈な夕食
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伊坂幸太郎 映画化作品

		アヒルと鴨のコインロッカー 2007年5月 監督：中村義洋 主演：濱田岳／瑛太 関めぐみ／田村圭生／松田龍平／大塚寧々

		死神の精度 監督：筧昌也 主演：金城武 小西真奈美

		陽気なギャングが地球を回す 2006年5月 監督：前田哲 主演：大沢たかお 佐藤浩市／松田翔太／鈴木京香／加藤ローサ／大倉孝二／古田新太／大杉漣／中山祐一朗／三浦知鉱／篠井英介／松尾スズキ

		チルドレン 2006年6月WOWOWにて放送（ドラマ） 監督：源孝志 主演：坂口憲二 大森南朋／小西真奈美／加瀬亮／三浦春馬／國村隼

		重力ピエロ 2009年5月23日公開予定 監督：森淳一 主演：加瀬亮 岡田将生／小日向文世／吉高由里子／岡田義徳／ 渡部篤郎／鈴木京香

+ 女性にオススメ!?伊坂幸太郎の小説カッテにおもしろランキングゥー

+ フィッシュストーリー