冒険家 植村直己氏の著書「極北に駆ける」。映画「植村直己物語」などの、
冒険家としての偉大な功績ばかりをクローズアップする作品とは異なり、
生身の人間R35の男の話として、とても面白かったので紹介します。
彼は世界初の五大陸最高峰登頂者となったあと、
南極を犬ゾリで横断することを次の目標にします。
その第一歩として、犬ゾリをマスターするために、北極に近い、
グリーンランドのエスキモーの集落で共同生活を1年弱することになるのですが、
そのときの模様がかかれているのが本作。
-30度での生活、エスキモーとの異文化交流、犬ゾリでの3000km一人旅…。
「それで!それで!」
と、あっという間に読める本でしかも面白い!