冒険家 植村直己氏の著書「極北に駆ける」は映画「植村直己物語」よりも生の声が聞こえてくるようで面白かった。

2009年 6月 15日

冒険家 植村直己氏の著書「極北に駆ける」。映画「植村直己物語」などの、

冒険家としての偉大な功績ばかりをクローズアップする作品とは異なり、

生身の人間R35の男の話として、とても面白かったので紹介します。

 

彼は世界初の五大陸最高峰登頂者となったあと、

南極を犬ゾリで横断することを次の目標にします。

その第一歩として、犬ゾリをマスターするために、北極に近い、

グリーンランドのエスキモーの集落で共同生活を1年弱することになるのですが、

そのときの模様がかかれているのが本作。

 

-30度での生活、エスキモーとの異文化交流、犬ゾリでの3000km一人旅…。

「それで!それで!」

と、あっという間に読める本でしかも面白い!

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佐藤雅彦×竹中平蔵「経済ってそういうことだったのか会議」にハマっています〜株式会社の始まり。

2009年 6月 2日

元電通のクリエイター佐藤雅彦氏と、小泉内閣で経済財政担当大臣など歴任した

竹中平蔵氏の共著「経済ってそういうことだったのか会議」にハマっています。

 

佐藤氏が経済の根本の根本を、竹中氏に教えてもらう対談形式で書かれていますが、

内容が本当にわかりやすい。たとえば、

「株式会社はどうして生まれたのか?なぜ株は売買されるのか?」

といった、今さら人に聞けない、というか、人も多分あまりに根本で、

答えられないような質問に、やさしく丁寧に答えてくれます。

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アイデアが片寄らずに、有意義なミーティングをするための会議術が、著書「すごい会議」で紹介されています。

2009年 2月 21日

アイデアを出し合うミーティングで、しばしば

「もう言われちゃったんですけど…」とか「ボクも同じで…」

みたいな人がいると、どうしても意見が片寄りがちになりますよね?

 

そんな時、こういうのをなくして、

有意義なミーティングをするための手法として、

 

・会議の冒頭、一人一人がアイデアを紙に書き出す

・それを一人一個ずつ、順番に発表していく

という会議手法が「すごい会議」で紹介されています。

 

この手法のイイトコは「書いてるときは人のアイデアが見えない」

面白いですね。

 

そのほか、いろいろ面白い事が書いてあったので、

議題を「wagonR35のアクセスアップ!」として

「ひとりすごい会議」やってみました。

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映画アヒルと鴨のコインロッカー、重力ピエロ、死神の精度、ラッシュライフ、ゴールデンスランバー 原作者伊坂幸太郎の小説、勝手におすすめ面白ランキング。

2008年 11月 9日

新しい誰かを知ったときには、まず検索してその人を知る、

というのが、もう、当たり前だと思いますが…、

 

伊坂幸太郎のモダンタイムスでは、

近未来はもっと強く検索に支配された社会になっていて、

あるワードで検索したがために、検索者が特定され、命を狙われる…、

という小説が展開されていきます。

 

この本もさすがに要所要所で、思わず読みながら

「うまい!」「うまい!」と言ってしまう小説です、が、

 

とはいえ、ちょっとこの本は分厚いので、伊坂ビギナー用に、

誠にカッテですが、オススメ伊坂幸太郎ランキングゥーやります。

いいよね?伊坂さん。

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公認会計士 山田真哉氏「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」「食い逃げされてもバイトは雇うな」の数字がもつ説得力をうまく使った5つの使用例。

2008年 10月 30日

公認会計士の名著「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」

「食い逃げされてもバイトは雇うな」を紹介します。

数字をうまく使うと、どれだけ相手への説得力が違うのか…

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はてなの社外取締役 梅田望夫氏のウェブ進化論を読む、前と後ではgoogleのサービスのとらえ方が180度変わる

2008年 9月 29日

ウェブ進化論を読む、前と後ではgoogleのサービスのとらえ方が変わる

googleのサービスを、ネットの「こちら側」と「あちら側」という視点で

わかりやすく、的確に説明してくれる名著を紹介します。

ウェブサービスやコミュニケーションを考える上で、すごく役立つ本。

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