公認会計士 山田真哉氏「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」「食い逃げされてもバイトは雇うな」の数字がもつ説得力をうまく使った5つの使用例。

2008年 10月 30日

公認会計士の名著「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」

「食い逃げされてもバイトは雇うな」を紹介します。

数字をうまく使うと、どれだけ相手への説得力が違うのか…

「あともうちょっとがんばってよ」よりも「あと5日間がんばってよ」

「2%割引します」よりも「50人に1人タダ!」

「タウリン1g配合」よりも「タウリン1000mg配合」

「若者はなぜすぐに会社を辞めるのか?」よりも「若者はなぜ3年で会社を辞めるのか?」

「ビタミンCがたくさん」よりも「レモン1000個分のビタミンC」

 

数字が入ると説得力が全然違いますよね。

この本を読んでから、数字を意識して周りを見渡すと

世の中ほんとに数字だらけです。

 

 

2番目の「50人に1人タダ!」ってのは、

ちょっと前にANAが国内航空運賃で行ったキャンペーンで、

(実際yokoyamaおやじも、空港で目撃)

 

これは、50人を100人に置き換えると、わかりやすくて、

つまりは100人に2人、タダってことになるので、

全体で考えると売り上げの2%の割引になります。

 

頭のいいのは、これを、全員に一律2%割引とせず

(10,000円が9,800円に値引きせず)

「50人に1人タダ!」にしたこと。

 

飛行機は1機200人くらいは乗るでしょうから、

1機に4人当選者が出る!という、すげーキャンペーン!

 

この本を読んで、数字をうまく使えば、

相手がうなずく回数が増えそうですよね。

 

じゃなくて

相手がうなずく回数が5回は増えそうですね。(ビミョウ)



2 Responses to “公認会計士 山田真哉氏「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」「食い逃げされてもバイトは雇うな」の数字がもつ説得力をうまく使った5つの使用例。”

  1. 数字を上手に使うことでデザインの説得力が増しているAndrew Kimさんのプレゼンシート「Eco Coke Bottle design」が素晴らしい件。 | wagonR35〜R35デザイナーに見えるもの Says: 2010年 4月 17日 at 2:26 PM

    […] なお、数字を入れる事で説得力が増す話は以前wagonR35でも公認会計士 山田真哉氏「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」「食い逃げさ…で紹介しているので合わせてご覧下さい。 […]

  2. まな板のデザインを頼まれたら、きっとこうするな…だって食材の大きさが揃ってる方が、料理がおいしく見えるもんね!〜Cutting board Design. | wagonR35〜R35デザイナーに見えるもの Says: 2010年 7月 6日 at 7:23 PM

    […] […]

コメントを書く