あらすじはこんな。
「ぼく」は小学四年生。不思議な力を持っている。忌まわしいあの事件が起きたのは、今から三ヵ月前。「ぼく」の小学校で飼っていたうさぎが、何者かによって殺された……。大好きだったうさぎたちの無残な死体を目撃してしまった「ぼく」の幼なじみ・ふみちゃんは、ショックのあまりに全ての感情を封じ込めたまま、今もなお登校拒否を続けている。笑わないあの子を助け出したい「ぼく」は、自分と同じ力を持つ「先生」のもとへと通い、うさぎ殺しの犯人に与える罰の重さを計り始める。「ぼく」が最後に選んだ答え、そして正義の行方とは!?
コレ面白いです。yokoyamaには到底考えつかない、女性作家ならではの伏線が、物語に組み込まれていて、あまりの丸いやさしさに、読んでてちょっと、まいっちゃいました。他の作品も読んでみようと思いました。(←ヘタな読書感想文か!)