先日、目の前で小さな子供が、駅の電車とホームの間に落ちてしまった瞬間に出くわしました。近くの駅員さんがすぐに気づいてくれ、非常停止ボタン?のようなものを押しサイレンを鳴らしてくれたので、無事子供の手をにぎって引っ張り上げることができたんですが…
子供と僕の手がふれた時、ビリビリビリと、これまで味わったことのない大きさの感電がありました。その後もホームに持ち上げるまでに、さらに2、3回同様の感電が…。遠くで、他の駅員さんが「ひきあげないで〜」という声を発していたんだけど、まだ、言葉も理解出来ない様な小さな子供だったので、手を離す選択肢は無く、そのまま引き上げることに…。
で、このとき、本当ならばどういう処置をとるのが理想的だったのか?教えてもらおうと、後日、東京メトロ銀座線渋谷駅の駅員さんに話を聞いてきました。
ぼく:「子供にふれたときに、二人でビリビリビリと結構な感電がありました。電気が流れているんですか?」
駅員:「はい、600ボルトの電流が流れています。車両のどこのドアでした?はじ?」
ぼく:「はい、はじっこでした。」
駅員:「車両の両端は電気が流れているんです…真ん中は平気なんですが…。」
ぼく:「そうなんですか…女の子にふれたときに感電したってことはすでに女の子は…。」
駅員:「そうだと思います…。」
ぼく:「あの時、遠くで、ひきあげないでー、という駅員さんの声を聞いたんですが、それも感電が…。」
駅員:「はい、二次被害を防ぐために、完全に電気を停止してから、助けるようにしています。」
ぼく:「なるほど…本来は、その順序で助けるべきなんですね…まあ、女の子、まだ言葉もわからなそうだったし…」
駅員:「2歳だったそうです。大事にいたらなくてよかった…」
と、まあ、こんな感じでした。本来は電気を完全にとめてから助けるべきなんだそうです。コレ意外と知らないですよね?もっと告知して欲しいなー。
それにしても、事故当時、渋谷駅の駅員さんは機敏で的確な対応をとってくれました。彼らがあわてず行動していたので、僕もそれなりに冷静でいられたと思います…(しばらく手が震えてたけどねw)
知っておいた方がいい情報だと思うので、wagonR35でシェアしますヨ。
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