被害額約108億円!という1990年日本で起きた10万円金貨大量偽造事件をご存知ですか?〜前篇

2009年 5月 23日

親の500円玉貯金の中でプレミアのついたものはないか?と調べているうちにこんな美しい硬貨をみつけたりして「キレイだなあ…他にもないかな」と探していたら、とんでもない!事件に行き着きました。

その名も「天皇陛下御在位60年記念金貨 大量偽造事件」。被害額はなんと!107億9460万円。こんなに大きな出来事を全く知らないんですが(当時yokoyama中1頃?)、事件の背景を調べていくと、かなりうさんくさい事が二重三重になってました。

 

事件が発覚したのは1986年の製造から4年後の1990年。日本の貨幣商がスイスから輸入した10万円金貨1000枚を銀行に預けると、その全てが偽造なことが発覚。その後の調査で偽造金貨は2年前から日本に流入していたことがわかったそうです。最終的に10万7946枚の偽造10万円金貨がみつかり、しかもそのうち8万5647枚は日本銀行にあったそう。

これだけの10万円金貨が日銀に戻ってくるとおかしいと思わないのか?って議論があると思いますが、86年の金貨発行当時から発覚の90年にかけてはどうやらバブル経済まっただ中みたいで、発行当時海外で購入した人たちが、円高差益を狙って金貨を売りに出していると日銀は思っていたんだそうです。

 

そうして現在まで偽造グループは見つかっていないんだそうです。

「すごい話でしょ?」

 

「でもね、この話、これで済まないんです。」

後編に続く。

 

ちなみにこれは上の金貨、銀貨と一緒に発行された500円白銅貨(親の500円貯金の中に2枚ありました。800円の価値がある!?とかないとか)。まあこの位の価値じゃ、実際コイン商も買ってくれないみたい。500円は500円ってとこです。500円で価値があるのは昭和62年と64年だそうです。



3 Responses to “被害額約108億円!という1990年日本で起きた10万円金貨大量偽造事件をご存知ですか?〜前篇”

  1. 被害額約108億円!という1990年日本で起きた10万円金貨大量偽造事件をご存知ですか?〜後篇 | wagonR35〜R35デザイナーに見えるもの Says: 2009年 5月 26日 at 11:10 PM

    […] 被害額約108億円!という1990年日本で起きた10万円金貨大量偽

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